フロラダイルによるホワイトニングのしくみと効果
ベルギー生まれのホワイトニングキット「フロラダイル」は、天然由来の成分を使用した、体に優しい製品です。
体に優しいということは、イメージ的にその効果もマイルドなのでは?と思われそうですが、自然派なのに実力派なんですよ。
オーガニック先進国が認めたフロラダイルによるホワイトニングのしくみと効果について、まとめてみました。
プレバイオティクスによるフロラダイルのホワイトニング
フロラダイルは、世界で初めてプレバイオティクス(※1)の一種である「イヌリン」を利用した画期的なホワイトニングキットです。
イヌリンは植物由来の糖分ですが、歯にとって良いバクテリアを76%も増加させる働きがあります。
その歯にとって良いバクテリアが、歯の黄ばみに影響する悪いバクテリアや、お茶やコーヒー、タバコや赤ワイン等によるステイン(着色汚れ)と歯を結びつける悪いバクテリアを殺すことで、歯の本来の白さを取り戻すというしくみになっています。
歯科医院で行うホワイトニング(ブリーチング)や、現在販売されているセルフホワイトニング製品には無かった、バクテリアの働きによるホワイトニング。
自然な歯の白さになり、色素沈着が減少するだけでなく、従来までのホワイトニングの際に起こりがちだった知覚過敏が減少するという報告があるなど、ベルギーの専門研究機関による臨床研究において、フロラダイルの有効性が医学的、科学的、臨床的に証明されています。
(※1)プレバイオティクス…体に良い影響を与える微生物や細菌が増殖するのを促進させる食品成分のこと
フロラダイルによるホワイトニング効果について
フロラダイルによるホワイトニング効果の特徴は、自然な白さになるということ。
施術前の歯の変色の程度や原因によってその効果には個人差がありますが、天然由来成分により、不自然ではない歯の本来の白さを取り戻してくれます。
1回当たりかかる時間は30分前後、二週間の使用期間を推奨していますので、もともとの歯の黄ばみや着色の状況により多少の違いは出てくると思いますが、だいたい二週間程度で効果を実感できるはずです。
ただし、その効果は天然歯(自分自身の歯)の表面にのみ作用します。
いわゆる差し歯やセラミックの被せ物、レジン(歯科用プラスチック)の詰め物や被せ物などの「歯の治療」をしている部分、インプラント上部の被せ物や義歯(入れ歯)には、ほとんど効果がありません。
それは他のセルフホワイトニング製品や、歯科医院でのホワイトニングでも同様です。
ただし歯科医院では、薬剤を使ったホワイトニング以外にも歯を白くする方法がいくつかありますので、気になる方は歯科医院に相談なさってくださいね。
また歯の「内部」の変色にも有効ではありませんが、それは日本で販売されている他のセルフホワイトニング製品も同様です。(内部の変色に有効な輸入品などが一部ネット販売されていますが、個人使用はオススメできません)
日本の薬事法では、歯科医師か歯科医師の管理下で歯科衛生士が行う医療行為でのみ、歯の内部の変色に有効な成分(過酸化水素)の使用が認められています。
余談ですが、最近セルフホワイトニング専門店というものが登場し、話題になっていますが医療行為を行うことが出来ません。自宅でのホワイトニングと同じように歯の表面を白くするお店です。
天然成分由来で体に優しい「フロラダイル」による、ホワイトニングのしくみと効果について簡単にまとめてみました。
今後も、フロラダイルについて様々な視点から調査し、まとめていきたいと思っています。